国家級の 航空関連インフラ施設 における電気設備工事事例です。24 時間連続運用と高いセキュリティ要件のもと、2 期にわたる段階的な設備更新 を実施しました。
プロジェクトの位置づけ
航空関連インフラ施設は、航空機の運航・管制・通信を支える国家級の社会インフラです。設備の停止は航空運用全体に影響し得るため、電源の瞬断すら許容されない 性質の施設です。
本件は国家機関の発注案件として、設計・施工・検査すべてに所定の手続きが伴う案件でした。1 期工事を経て、2 期工事で全体更新を完了する段階的なプロジェクトです。
ご相談内容
- 既存の電気設備が経年劣化、計画的な更新が必要
- 施設は 24 時間 365 日 連続運用、停止不可
- セキュリティ区域の施工のため、作業員の身元確認・入退室管理 が厳格
- 一度に全体更新するのは影響範囲が大きいため、複数年にわたる段階工事 が前提
- 国家機関独自の 工事書類・報告体制 に対応する必要
ご提案・施工内容
2 期にわたる段階的な工事計画
- 1 期工事:影響範囲が限定される設備群から優先的に更新
- 1 期竣工後、運用への影響を検証したうえで 2 期工事を計画
- 2 期工事:中核設備の更新、1 期と組み合わせた全体最適化
- 期ごとに 運用部門との事前協議・工程確定
無停電運用の確保
- 無停電電源(UPS)・非常用発電機との 連動シーケンスを事前検証
- 更新対象系統は仮設電源と並行運転させ、無停電で切替
- 切替作業は運用の影響が最小になる時間帯に実施
セキュリティ対応
- 作業員の 身元事前申請・入退室管理
- セキュリティ区域内への 工具・資材の持込管理
- 作業中の 常駐監理 による不正アクセス防止
発注者・運用部門との三者調整
- 国家機関独自の 工事計画書・施工記録・竣工書類 を所定様式で作成
- 設計監理との月次工程会議、変更協議
- 運用部門との事前・事後の確認作業
結果
- 1 期・2 期とも 運用への影響なし で工事を完了
- 無停電電源・非常用発電機との連動試験を所定の基準で完了
- 国家級インフラ施設での施工実績として社内に蓄積
このプロジェクトのポイント
- 国家インフラ案件は「技術力+運用配慮+セキュリティ対応+書類対応」の 4 軸すべてが求められる
- 2 期工事のような 長期プロジェクト では、期ごとの振り返りと次期計画の精度が重要
- 24 時間連続運用の施設では、切替手順の事前検証 が成否を分ける
国家インフラ・公共インフラ・連続運用を要する大規模施設の電気設備工事をご検討の方は、お気軽にご相談ください。