鉄道車両基地における、複数棟にわたる 電気設備工事 の事例です。車両運行・整備の 24 時間運用への影響を抑え、終電後〜始発前の限られた時間窓 で小分けに段階施工しました。
プロジェクトの位置づけ
車両基地は、鉄道車両の留置・点検・整備・給電を集約する大規模施設です。構内は 24 時間体制で稼働し、通勤時間帯の整備集中・夜間の留置車両への給電など、時間帯ごとに大きく変動する負荷 を持ちます。
本件は、同一の車両基地内で発生した 複数棟にまたがる電気設備案件 を、継続的にお引き受けした事例です。
ご相談内容
- 構内 複数棟 の電気設備が経年劣化、計画的な更新が必要
- 車両基地は 24 時間体制、完全停止できる時間帯が極めて限定的
- 線路に近い作業区間は 保安管理者立会い が必要なルールが存在
- 元請(設備会社)・鉄道事業者・施工 の 三者調整 が必要
- 鉄道事業者独自の 安全書類・工事様式 に対応
ご提案・施工内容
工程設計
- 終電後〜始発前の深夜帯作業 を基本に、構内立入ルールに沿った工程を組立
- 一度に行う施工範囲を小分けし、各作業当日の列車運行への影響をゼロ に抑制
- 保安管理者が必要な区間は 立会い日程を事前に申請・調整
- 元請の施工管理ルール・安全書類に沿った KY(危険予知)日報運用
複数棟にまたがる電気設備工事
- 車両整備棟、乗務員詰所、構内付帯設備棟など 複数棟の電気設備 を順次更新
- 既存配線・既設盤の 絶縁試験・接地抵抗測定 を各棟で実施
- 盤改修・配線引直し・幹線更新を含む 総合的な電気工事
- 竣工時の 工事写真帳・完了書類 を元請提出様式で作成
継続的な取引関係の構築
- 1 件ずつの小規模工事を 継続的にお引き受け する体制
- 元請の管理コスト削減、鉄道事業者側の調整コスト削減に寄与
- 現場ルールへの習熟により、年次を追うごとに効率化
結果
- 全ての作業で 列車運行・車両整備スケジュールへの影響なし
- 元請・鉄道事業者側の立会い検査を所定の基準で完了
- 継続的な取引関係へつながり、同基地内の後続案件を複数お引き受け
このプロジェクトのポイント
- 鉄道関連の構内工事は「保安管理ルール × 短時間施工 × 書類遵守」の三位一体
- 複数棟にまたがる電気工事を 継続的に請ける体制 は、鉄道事業者側の調整負担を軽減
- 発注元の 独自書式・安全書類 に慣れている施工会社は、長期的な信頼関係につながりやすい
鉄道・交通系の大規模施設での電気設備工事をご検討の方は、お気軽にご相談ください。